Plastic Tree 結成20周年”樹念”ツアー 2014 「そしてパレードは続く」2014/10/19 (日本語バージョン)

今年で結成20周年を迎えたPlastic Treeが、9月中旬から二十周年”樹念”ツアー第二弾を行った。2000年にリリースされた《parade》の収録曲〈そしてパレードは続く〉をテーマに全9公演を行い、10月19日に東京の渋谷公会堂にて追加公演が開催された。

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白い紗がステージ上部にドレープを描き、サーカス小屋のような雰囲気を作り出している。また、ステージの両側にある緋色の幕が、同バンド過去の「テント」公演を思い起こさせた。ステージ上の音響機器とドラムの上には緋色地に白い20周年のロゴ、中央にある階段には黒地に白のロゴが浮かび上がっていた。床にも緋色のカーペットが敷かれ、サーカスのイメージを彷彿とさせた。開演前には低音のSEが流れていたが、17時にサイレンが長く鳴り響き、〈そしてパレードは続く〉のメロディーが流れてくる。ステージ後方のスクリーンにヨーロッパ風の家のシルエットが映し出され、右から左へと動いていった。

大きな旗を担いで出てきた佐藤ケンケン(Dr)がまずステージに姿を現す。そして、ナカヤマアキラ(Gt)、長谷川正(B)、有村竜太朗(Vo)も次々に登場。青と紫のライトがステージを染めた。オープニングの〈エーテル〉は《parade》に収録された一曲目だ。白い光のポルカドットが床の上に円を描き、テントの上に投影されたポルカドットと呼応していた。当日の曲順は《parade》のとおりで、次は〈ロケット〉。白雲がテントの上に投影され、テントの下には白、青、ピンクのライトが入り交じっていた。有村竜太朗の浮遊感満々な声はいつも通りだ。

ライトが落ちて暗くなり、テントの左側がそっとあがった。ガラス瓶の中で反響しながら大きくなるエコーのような音が響かれ、ファンが馴染でいる〈スライド〉だった。曲が終わり、低く沈んだベースが〈少女狂想〉を弾きだした。有村がフラット気味の声で歌い、首を傾けつつ赤いサーチライトを持って、客席に光を差し込んだ。テントの上には子どもが描いた絵のイメージが浮かんでいる。

そして、また照明が暗くなり、夏の夜の虫の音のようなシャトルの中、会場が静かになった。ギターが〈ベランダ〉の軽快な前奏を始めた。床に光が円を描いていた。客席も一緒にメロディーを口ずさみ、振り付けを行った。ドラム、ベース、ギターの音が客席を覆っていった。次は〈空白の日〉。廃墟の映像が投影された。歌詞がプラらしい暗く悲しい感じがした。〈十字路〉の時には、会場が歌詞に合わせて青や赤のライトで照らされた。〈トレモロ〉ではピンクと緑のライトが交差し、後ろのスクリーンには中に欧風の部屋が映し出された4つの窓。ふわっとしたメロディーが哀愁を帯びた物語を描いていた。

再び暗転し、〈睡眠薬〉が流れてきた。病的な感じをする声を使い、有村は歌いつつ円を描くように踊っていた。その後、赤いライトが長谷川に注がれ、〈bloom〉のイントロがズシンズシンと響いてきた。ライトが会場を赤く染めた。アキラと長谷川はさらにステージの前に進んで弾きながら、雰囲気を一気に盛り上げた。そして〈Sink〉、頭をもたげ、虚ろに遠いところを見つめる有村が青い光を浴びていた。花びらやくらげのように両側の壁を舞う赤い光が、歌詞の「赤い月」をイメージさせた。そしてついに今回のテーマ〈そしてパレードは続く〉が始まった。真っ暗なステージでケンケンが行進ドラムを叩くなか、有村がゆっくりと下手に進み、止り木に腰かけて歌いながら頭上に輝く灯に手を伸ばした。後方には窓の外を通り過ぎるパレードが映し出された。窓が次第に大きくなり、ステージの外まで広がると同時にパレードの絵も大きくなっていった。曲が終わり、メンバーが一人ずつステージを降りた。最後にケンケンが、開場の時に持って来た旗を持ってステージを後にした。

休憩の後、白い紗がそっとテントのような形に戻り、第二部の公演が始まった。アキラが先にステージに姿を現れ、青い光を浴びながらギターを弾き始めた。そして、長谷川のベースが少しずつ入ってきた。低く沈んだ音が会場に拡散していった。それから、ケンケンも加わった。小刻みなシンバルのリズムにのって有村が登場し、〈リコール〉を歌った。真夜中に点滅する星のようなギターの音が溢れてきた。続いてきたのは〈くちづけ〉。青と白の光点がテントの下にこぼれ落ちた。有村が「やーやー」とフアンに挨拶し、「ここから二部、渋谷公会堂二部、はじまりはじまりはじまりー!」

〈トゥインクル〉はきらきら輝く星空のイメージ、有村が歌いながら円を描くように踊っていた。ファンはなめらかな音楽に包まれ、幸せな空気が会場に満ちた。そして〈てふてふ〉、黒い背景に白い蝶がゆっくり羽ばたいていた。ピンクのオーラは蝶が水面に触れたリップルのようだった。有村が何回も手を前に伸ばしては胸に戻した。

それから、スピードがより速い〈梟〉がきた。後ろのスクリーンの4つの窓の中には歌詞が映し出され、左の窓から水が漏れるように、雫が下に落ちていった。高低差があるテントと合わせて、立体感があった。客席もみんな振り付けをした。有村が「おお!渋谷!」と声を出し、新しいシングル〈マイム〉に移った。多彩なライトがあちこちに差し、客席もメロディーに合わせて身振りした。「マイム」というリフレインが来る時、ファンも有村と一緒にpvと同じ振り付けで会場を盛り上がってくる。間奏が終わって、もう一度リフレインに入る瞬間、金色のテープが噴き出して、会場全員もびっくりした瞬間に、アキラが〈デュエット〉の前奏を奏で始める。長谷川が弾く重い音に合わせ、ヘドバンして、盛り上がった澄んだ心地よい和音が響いてきた。「さよなら ああ/あなたが好きで絡めた想い/真っ赤な糸」〈真っ赤な糸〉だった。優しい声で、有村が歌った。CDと少し違うアレンジで観客に新鮮感を与える上、聴きながら泣きそうになる雰囲気を見事に醸し出した。

本編が終わってから、止まらないアンコールの声にのって、メンバー全員が今回のツアーTシャツでステージに戻った。リーダーの長谷川正がまずツアー限定曲について説明した:「渋公公演、追加公演なんですけど、今日みんなに楽しんでもらいたいと思って、特別なセットリストを作った。ツアー中にはね、地方限定という曲があるね、地方限定と言いながら今日やった曲があって……でも、毎回ライブで演じた曲がその時しかない地方限定ですよ!ありがとう!」有村も「パレードをやってみましょうって感じで、今日のライブやってきた。前のパレードで聞いた人、ごめんなさい。ちょっと、僕らのわがまま……15年前のこのアルバムをそんなにも、今まだ聞いてくれた人も、昨日youtubeで聞いてくれた人も、なんですかね…..楽しい時間を過ごしていただきました。」とサプリメントした。

「あそこにカメラあるでしょう、なんかね、DVDになるよ!」アキラが今回のライブのDVDがリリース決定したことを告げた。

次に、ケンケンも感想を述べた:「今年、20週年、結成20周年と今回ツアーファイナルですね、ありがとうね。すごい事、偉い事ですけど、みなさんのおかげですよ!本当!あの、今年ですね、ツアーを待ってくれた人ね、ありがとう!」

MCが終わって演奏した〈GHOST〉で客席みんな激しくヘドバンした。長谷川とアキラが下手に移って,素晴らしい演奏を披露した。アキラの煽りで、盛り上がる〈メランコリック〉に進んだ。赤い光がちらちらして、ファンの皆も力を込め、「雨!」と大きな声を出した。

曲が終わって、メンバーが12月27日と28日の年末公演について話した。公演の終わりが近づき、客席の名残惜しそうな顔を見て、有村が「こんなバンドですけど…… ずっと愛してくれてる人たち……ありがとう!ずっと応援してきてくれてる方……一生ついてきてきださい!」と話した。そして、最後の曲〈クリーム〉に行った。長谷川とアキラがステージの前に進み出た。ファンたちは喜び、軽やかなメロディーに手振りしていた。最後,有村が「3、2、1!」と叫んで、会場にいる全員が一緒に跳び、Plastic Tree結成20周年”樹念”ツアー 2014 「そしてパレードは続く」が終わった。

SETLIST
【一部】
SE. そしてパレードは続く
01. エーテル
02. ロケット
03. スライド
04.. 少女狂想
05. ベランダ
06. 空白の日
07. 十字路
08. トレモロ
09. 睡眠薬
10. bloom
11. Sink
12. そしてパレードは続く

【二部】
13.. リコール
14. くちづけ
15. トゥインクル
16. てふてふ
17. 梟
18.マイム
19. デュエット
20. 真っ赤な糸

-ENCORE-
EN1. Ghost
EN2. メランコリック
EN3. クリーム

(按此閱讀中文版

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記事:kozue、黑尾巴
翻訳:kozue
写真提供:J-ROCK Co.,Ltd.

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